【イベントレポート】ストーリーと話し方ですぐ変わる!ぐっと伝わるプレゼンセミナー〜 ビジネスの新スキルセット・マインドセット〜

2019年12月17日、CONCEPT BASE Shibuyaにて「ぐっと伝わるプレゼンセミナー ビジネスの新スキルセット・マインドセット」が開催されました!

今日から覚えてすぐ使える、実践的なプレゼンテクニックが学べると好評のセミナー。

伝わりにくいプレゼンを、伝わるプレゼンにするにはどうすれば良いのか

今回は、ブルームコンセプト代表・小山龍介さんとの「プレゼンにまつわるパネルディスカッション」もあり、大変充実した90分間となりました。

ストーリーを伝えるための19のポイント

(撮影:Ryusuke Koyama)

今回のゴールは「次にプレゼンをするのが楽しみになる」こと。

押さえておきたいポイントを学んだあと、実際に自分自身や仕事についてプレゼンし、フィードバックをしてもらう、という構成です。

まずは、プレゼンの核となるストーリーを作るための10のポイントから。

ストーリーを作るための10のポイント

ストーリーを作るための10のポイント
  1. プレゼンは相手への贈り物 自分目線を相手目線に
  2. 目指すは心を動かすプレゼン 話を聞くとワクワクする、行動を起こしたくなる、誰かに伝えたくなる
  3. 情報紹介からのプレゼンから抜け出せ 自分の伝えたいことがベースのシナリオから、相手が主役のシナリオへ
  4. 誰に何と言ってもらいたい?
  5. 出発点から到着点への道筋
  6. 情報と未来像をセットで伝える
  7. ひとり歩きするキーメッセージを決める=プレゼンで伝えたい内容を一言でまとめる
  8. 聞き手に期待するアクションを先に決める
  9. プレゼンは「AISAS」で設計する
    ・Attention(注意)
    ・Interese(興味)
    ・Search(検索)
    ・Action(購買)
    ・Share(共有)
  10. 厳選した9枚にまとめる そこから肉付けすると、ちゃんと伝えたいところが伝わる

プレゼンとは一方的に相手に投げるものではなく、行動とシェアを促すコミュニケーション

「こういう未来、実現したくないですか?」と、相手に想像させるシンプルなマーケティングなのです。

続いて、話すときに気をつけるべきことも学びました。

話すときに気をつける9のポイント

話すときに気をつける9のポイント
  1. 書き言葉と話し言葉
  2. 主語をあなたにする
  3. キーメッセージを繰り返す
  4. 機能ではなく利活用 この勉強をしたら何に役に立つのか?
  5. スライド切り替えはつなぎ言葉を使おう
  6. 自分の主観を取り入れよう
  7. 第三者を登場させよう
  8. 抑揚は気持ちの乗せ方 自分の言葉を使う
  9. 残り時間を伝えて集中を促す

ゴールへ向けて自分をプレゼンする

ここからは、実際にワークシートを使ってプレゼンの構想を固めていきます。

自己紹介であっても、きちんと「ゴール」設定をすることが大切なのです。たとえば、「自己紹介を聞いたあと、名刺交換がしたくなる」など。

(撮影: Ryusuke Koyama)

今までの人生をたった2分間に収めるので、皆さん苦戦している様子…!

ですが、一度発表が始まると、この生き生きとした表情。

フィードバックの声も弾みます。

(撮影:Ryusuke Koyama) 

楽しくプレゼンをするために「在り方」を考える

ここからはブルームコンセプト代表・小山龍介さんを交えてパネルディスカッションに移っていきます。

まず、渋谷が「プレゼンは楽しい?」と聞いてみると参加者からはこんな声が。

参加者

大学時代、留学プログラムの最後に相手のためにやったプレゼンが一番楽しかったですね。

社会人になると、つねに評価をされているような気がして、うまくできないですし、企画書作りも億劫に感じてしまいます…。

皆さんジャッジをされる前提だと、どうしても楽しめないようです。

では、プレゼンを楽しむには、どうすれば良いのでしょうか?

小山さん
プレゼン」という言葉を改めて考えてみると、「贈り物」「現在」「前もって」という意味があります。

つまり、「プレゼン」というのは「在り方」を考えることでもあるんですね。


渋谷
プレゼンのときは、目の前しか見ていないかもしれません。

状況によって話す内容も変えて、今その瞬間にベストなものを作るイメージでやっています。

「こうしよう」というより、自然とその場で動きながら。


小山さん
少しコーチングと似ているところがあるかもしれませんね。

コーチングにおける対話は「ダンス・イン・ザ・モーメント」と呼ばれるのですが、相手と対話するときに、「最終的にこうしてやろう」という思惑が入るとうまくいかないんですよ。

相手にリードさせつつ、自分も寄り添ってリードしながら踊って、最後に必然的に辿り着くべき場所に行くのが良い。

自分が出過ぎたプレゼンだと、それは贈り物ではなく相手をコントロールするものになってしまうんです。


渋谷
それ、すごく面白いですね。

営業もそうですけど、「押し売り」と感じる理由って、「自分のために話してくれるかどうか」だと思うんです。自分がその商品が好きで「買ったほうがいいよ!」という気持ちでやるのと、「この商品を売らなきゃ…」という気持ちでやるのでは全然違う。

そうやって自分で落とし込んでプレゼンをしないと、相手と確実にズレます実は私は、「行動してほしい」って正直そんなに思ってないんですよ(笑)


小山さん
共にいる」だけでいいんじゃないんですかね。

究極、プレゼンって何も言わずに一緒にいることだと思うんです。それが、「ここにあって存在する」という語源とも一致するんですけど、要するに「場をどう感じる」か。

「場を掴む」という言葉があるけど、最初にガツンとインパクトのあることを言って掴むのは、違和感がありますよね。場をコントロールするみたいな。


渋谷
私はプレゼン前にまず、環境を意識していますね。音・光・空間をはじめ、一度は客席に座って椅子の座り心地なども確かめています

プレゼン中は、みんなの目を見ながら、場を整えて言っているイメージです。掴むというよりは、波紋を広げたり、インタラクティブな感じですね。


小山さん
なるほど。ガツガツ系ではなく整え系なんですね。


小山さん
他に気をつけていることはありますか?
渋谷
私は展示会などのブースで15分ぐらいのショートセミナーをすることが多いんです。なので、人を引き付けるために興味のありそうな画面をつねに動かしたり、スライド枚数を多めにしたりして、流れるように作っていますね。

あとは私自身も動きますし、話し方も「途切れない話し方」を意識しています。話し方はすごく大事で、たまにスライドを読み上げている人がいますが、観客は「読み上げられている」という事実に飽きるんですよ。

それよりも、「即興的なもの」が求められていますね。


小山さん
紳竜の研究」という、島田 紳助さんが吉本の若手向けに講義した授業があるんですけど、売れている芸人と売れていない芸人の違いは、感動するものに出会ったとき、「泣くか、反応しないか」なのだそうです。

いちいち感動する人は、記憶にめちゃくちゃ残っているから、すぐに引っ張ってこれる。感情とともに物事を覚えて引き出す力が強いんですよ。

そういう即興的な話し方ができる人が、誰かをまた感動させられるんでしょうね。


プレゼンの基本を学んだら場数が大事

プレゼンの基本となる考え方から、さらに深ぼったところまでじっくりと学べた今回のセミナー。

プレゼンはとにかく場数が大事」とのことで、ぜひ参加者の皆さんには、学んだ内容を実践で活かしてもらえれば幸いです。

こちらはセミナーを主催していただいたCONCEPT BASE様の記事です。
あわせてご覧ください。

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ちょっとしたことを意識するだけで、あなたのプレゼンは劇的に変化します。

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執筆/グラフィックレコード:ゆぴ(@milkprincess17)
編集:西方正英