諦めが生む依存の恐怖/ハタデザ!ぶっちゃけnight

今回のテーマは「 諦めが生む依存の恐怖 」です。

依存をしてしまうのは、そもそも「 諦め 」による心の空白があるためだという話をしています。

社会生活の中で依存しない生き方をするためにはどうすればいいのでしょうか?

ぶっちゃけnightとは

働き方トレーナー・峠 健太郎、プロ雑用・小林 信也が、働くということの本質について語るYouTube番組です。

小林

今回のテーマは「 諦めが生む依存の恐怖 」です。

依存というと、麻薬やアルコールなどを思い浮かべる人も多いと思いますが、今回は社会生活での依存の話をしていきます。

目次

社会生活での依存

小林

社会生活における依存の一例として、DVをするパートナーと別れられない人がいます。これは共依存関係にあると言われています。

なぜ共依存関係になるのかというと、暴力を振るう側が時に優しく振る舞ったりすることがあるからです。
このような状況では、受けている側が「 この人は私がいなければダメだ 」と考えてしまうことがあるといいます。
また、暴力を振るう側も対人依存のほか、暴力自体に依存していることがあり、これは脳内麻薬物質が関係しています。

他にも、SNSなどにおける承認欲求への依存が挙げられます。
自分の身を削り炎上してでも、注目という承認を得ようとする人がいますよね。

なぜ依存が生まれるのか

小林

なぜそのような依存が生まれるのでしょうか。

依存が始まる原因は、大抵の場合、よくないことと分かりつつしてしまうという自分の意志から始まります。

つまり、依存への最初の一歩は「 諦め 」なんですよね。

諦めが依存に切り替わる

小林

たとえば、自分の置かれてる状況やトラウマ、欠乏感などに戦い疲れている人がいるとします。
そのような人々がそのことに対して「 もうどうしようもない 」と諦めてしまうんです。

このような「 諦め 」が、いつしか何かへの「 依存 」に切り替わってしまいます。

SNSで周りと比べて欠乏感を持っている人を例にあげると、承認欲求のせいでSNSに依存してしまいます。
そしてそれが行き過ぎると、炎上するような行為さえもしてしまうわけですね。

身近な依存

小林

組織への依存は身近な依存の一例です。

私たちは、所属している大きな組織(国や企業)などに対して、最初は文句を言いますが、最終的には「 給料を上げろ 」などの組織にしか出来ないことを要求します。

これは、要するに、組織に依存しているということです。

この事のベースには「 諦め 」があり、「 自分が行動しても何も変わらない 」という諦めが、怒りに転化してる状態なんですね。

これは、子供が親におもちゃを買ってもらえない時に「 やだやだやだ 」と駄々をこねている姿と、本質的にそこまで変わりませんよね。

他の身近な依存だと、何かに満たされているつもりになっている人は、実はそれに依存しているというパターンがあります。
たとえば、「 有名人や権力者と顔見知りになり自分がビッグになったと錯覚する 」というような事も、そこに強い依存性があると思います。

まとめ

小林

今回は、依存は、心が折れてしまうような「 諦め 」の先に生まれる欠乏感などの空白を埋めるために起こってしまうという話をしました。

気付かないうちに依存してしまわないためにも、小さな成功体験をひとつずつ積み重ねていくのは大事ですね。

▼より詳しく知りたい方は以下の動画をご覧ください。

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