【Zoom】目線を合わせるメリットは?すぐ実践できる裏技をプロが伝授!
皆さんはオンラインでの「 カメラ目線 」意識していますか?
「 つい逸らしてしまう! 」「 目線なんて関係あるの? 」という方も多いと思います。
そこで今回はオンラインで発揮される目線の効果と、目線攻略のポイントをご紹介します!

皆さんこんにちは!プレゼンとITで誰もが自己実現できる世界へ。
株式会社MOVED 話し方トレーナーの桜野友佳です。



同じく、話し方トレーナーの櫻井飛鳥です。



今日のテーマは『 オンライン、腹を括ろうカメラ目線 』です!!!!



ウェビナーやオンライン営業で一番多いご相談が『 カメラ目線 』についてです。
今日はカメラ目線の意義がみなさんの腑に落ちるよう、じっくりお話しましょう!



カメラ目線の意義について、話し手としてのメリット、聞き手としてのメリット、そしてカメラ目線の頻度やタイミング。これら3つの視点から考えていきます!




話し手のメリット





以前動画で『 プレゼンに適した発声 』という内容をお伝えしたことがあるんですが、そのなかで友佳さんが『 声を飛ばす 』というキーワードを使っていましたよね。



そうなんです、聞き手に伝えたいことがある時は、伝えたいところまで声を飛ばすイメージを持って話すこと!
オフラインの場合は対面の相手の顔を見たり、セミナー会場の後方までしっかりと視線を送って話すようにします。



これがオンラインになると?



カメラのレンズを見て話す!ですね。
この『 声を飛ばす 』というのは大きな声で話す、ということではなく
『 目標を定めて言葉のボールを投げる 』というイメージですね。



このボールを投げるイメージで考えてみると、なんとなーく適当に投げるのと、目標をしっかり見据えて投げるのでは、威力のコントロールや命中率、どちらの方が高くなりそうかイメージわきますよね。



カメラのレンズの近くに目印をつけて、『 キーメッセージはここを見て話す 』と決めておくと、力を込めて話すポイントが掴めて、想いを込めて話しやすくなるというメリットがあります。





オンラインでのトークに締まりがない、間延びさせがち、という方、是非取り入れてくださいね!
聞き手のメリット





オンラインで話を聞いている時って、対面で話されるよりも緊張感がない分、集中力も落ちますよね。



実際に相手が目の前に居ないので『対話の当事者意識』が落ちやすいんですよね。



聞き手の集中を落とさないためにも、
話し手は『 一方的に音声を聞かせている 』のではなく
『 あなたのために、あなたに向けて話していますよ 』ということを
喋りながら発信し続ける必要がありますね!



そこで効果的なのがカメラ目線を送って聞き手に『話し手がこちらを見ている』と意識させることです。随所でカメラを見て話すことで、聞き手は話し手と目が合ったような感覚になります。これによって対面している時と似た感覚で話を受け止めやすくなるんですね。



オンラインに不慣れな顧客と話す時こそ、普段のオフラインに近い感覚で話を聞けるようにすると理解力を落とさずに対話を進めやすくなりますね。



カメラ目線は聞き手に話に集中して貰うための配慮でもあります。
オンラインでの対話を、こちらがリードするつもりでやってみてくださいね。
カメラ目線のタイミング





絶対して欲しいのは、『 キーメッセージを伝えるタイミング 』ですね。
聞き手の印象に残ります。



あとは、『普段話していて、相手を見るタイミング、頻度を再現する』という
意識でしてみてください。
例えば…入室時は相手の方を見ていますし、
挨拶やお礼を言う時も相手を見ていますね。
あとは話しながら考え事をした後なども相手に目線が戻るかと思います。



『 挨拶をする時 』
『お礼を言う時 』
それから『 考え事をした後 』ですか!



そうなんです。
考え事をする時に斜め上あたりを見る癖をお持ちの方って多いと思うのですが、オフラインだと考えがまとまった時、自然と相手に目線を戻していませんか?
これがオンラインだと、答えが見つかっても意識を自分の頭の中から戻せないまま話し進めて聞き手を置いてけぼりにしてしまうケース、多いんですね。





確かに、対面で資料の説明をしながら話す時はずっと資料を見て話すのではなく相手が話についてこられているかアイコンタクトを送りながら話しますよね。
でもオンラインになるとつい資料に集中してしまって、やっぱり聞き手を置いてけぼりにしがち…
『考え事や説明などに集中してしまった直後ほどしっかりカメラ目線!』という意識が大事ですね!



普段何気なくしているコミュニケーションの取り方をオンラインで再現するイメージを持っていただくと自然といつも通りのご自身の良さも発揮されていきますよ
まとめ





オンラインにおけるカメラ目線は伝えたい想いを言葉に乗せる時のブースターになります。要点はカメラ目線のまま話せるよう練習しておきましょう!



また、カメラ目線は聞き手の集中力のサポートにもなります。オンラインで一方向ではなく、双方向でのコミュニケーションを取りたいとお考えの方はカメラから相手に視線を送り、対話の当事者意識を呼び起こしていきましょう。



カメラ目線のタイミングや頻度は『普段自分が相手を見る瞬間』をイメージして再現しましょう。一度、オンラインで話す自分を録画して振り返ってみると、『普段だったらここは相手を見て話すな』という自身の課題ポイントの洗い出しになりますよ。



みなさんの想い、聞き手にしっかりと伝わりますように!



最後までご覧いただきありがとうございました!
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